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2019年1月20日日曜日

ブログ再開の下心

このブログは、大学に勤めていた頃に学生さん向けに始めたものだった。学生さん相手と考えたものの、始めてみると学生そっちのけで僕自身の同世代のどこかにいるかもしれない友人向けに書くものになってしまった。それでも何人かの人が読んでくれ、「面白い」とお世辞を言ってくれた。

退職して5年が経ち、学生さんとの付き合いもなくなるばかりか、同世代との付き合いもどんどんに狭まっている。寂しい。新しい出会いも少なくなっている。このままではおかしくなることは必至だ。かなりまずい。

少なくなっている出会いを大事にし、新しく得た可能性を新しい繋がりにしていくためには、短時間の出会い、ほんの瞬間的なやりとりにも僕自身のありのままの姿、飾らない姿、本音を出すしかないのだろうと思う。

しかし、恥ずかしさがあり、まだより良く見せたい飾りの意識もある。また実生活のうえで実際に人に出会っている時間はまずは短い。不快に思われないようにとか、少しはマシに思われようなどと考えたり、振舞ったりしている間すらもない。そのような一瞬の表面的な出会いだけでは、新しい繋がりは作れない。

そこでこのブログを新しい出会いの際の自己紹介の足しできないかと考えた。僕自身について書くことはないだろう。しかし僕が関心を持っていることについて、どのように感じ考えているかを書くことは、そのまま僕自身のどこかについて記すことにもなるだろう。
新しい繋がりにする手助けになるかもしれない。