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2011年5月29日日曜日

更に憂鬱になった五月

一ヶ月更新しなかった。
311以来の気が滅入る事態が解決していく展望が見えないためだ。被災地の人々の生活復興の目処も一体どうなっているのか。


今日の「東京新聞」は、タービン建屋や原子炉建屋などの地下に溜まっている膨大な高濃度放射性物質を含む汚染水の水位が、地下水を上回り外部に染み出す恐れが高まっていると報じている。


どこに読者がいるのか分からないようなこのブログでも、知り合いへの近況報告にはなるので続けてきた。しかし、不特定多数の人にも公開している以上は、悪口や愚痴は書きたくない。できることなら愉快なこと、楽しいこと、人と分かち合いたい嬉しい経験を書きたい。この一ヶ月、そうしたことがなかった訳ではない。書く気にならなかったのは、ぼくが落込んで鬱々としていたためだろう。


中旬、気分転換のために群馬と長野の間の山に行った。この4月は花見をする気分にならず、例年連休には出かけていた三冨の雑木林にも行かなかった。山に出かけ、半月遅れで芽吹きと新緑を楽しんだ。


鎌倉は由比ケ浜に、おととし開店したコスパが良くて有名なイタ飯屋がある。月末には、遠路出かけて久しぶりで外でおいしい料理を堪能した。序でに40数年ぶりに見た円覚寺の山門も良かった。
こんな結構なことができているのだから、憂鬱になったりすると罰が当たるというものだろう。