2014年9月1日月曜日

総社古墳群

月末に群馬に出かけた際に、前橋市北にある総社古墳群を見てきた。



本来の目的地へのルートに迷って地図をみているとナビではありません)何やらマークがついているのに気づいた。折角近くに来たのだからとついでに立ち寄ってみた。

埼玉に住んでいた時に見て回った古墳(例えば埼玉古墳群)よりも僕には面白かった。



公民館の駐車場にクルマを停め、まず赴いた宝塔山古墳で腰を抜かした。高さはあるが、面白みのない方墳だとたかをくくって南側に回ってみると、何と立派な石室の入口がある。しかも玄室まで人が立って入ることができるのだ。石室入口の石組みも、羨道もきれいに加工された大きな石がみごとに組まれている。天井は、大きな一枚石が両壁にかぶさって作られている。


置かれている石棺*も、懐中電灯をもってきていなかったので、よく見えなかったがどっしりと迫力がある。
帰宅後調べたらレプリカとのこと

中学から高校の頃に何度か大和政権の古墳を見た。その時も感動した。その後、50歳過ぎでエトルリアやローマの遺跡を見て回ったりもした。それでも感動した。7世紀のものらしいが、日本列島にはこれだけの技術はなかったと思い込んでいたからかもしれない(このナショナリスト奴!)。


これに気を良くして愛宕山古墳へ廻ってみた。ここも石室が開いている。しかし、近づくと蚊の大群が襲ってきた。入口も狭く、懐中電灯も持ってきていないのだからと退散。涼しくなったら紅葉狩りついでに再挑戦してみよう。

最後に見た二子山古墳は、大きく立派な前方後円墳であるが、つまらない。石室も塞がれていた。

 公民館南にある蛇穴山古墳は、高さもなく小さそうだった。この偏見からパスした。帰宅後調べてみたところ、ここにも石室が開かれていた。残念。

「観光立国」キャンペーンであほな観光スポットが雨後のキノコ(筍ではありません)のように各地に生まれているが、現にあるものを観光の観点から見直すことは遅れている。おそらく観光観の貧困、つまりは文化と旅行経験の貧困のためか。

この古墳群はまだ当分は観光スポットにならないかもしれない。行って見るなら今のうち。