2008年5月15日木曜日

サイクロンと大地震と



自然災害とはいえ、明らかに社会的要因から被害が大きくなっている。独裁的政権であるがための防災施策・インフラの脆弱さ。外国からの援助に対する拒絶や制限。ビルマでの巨大サイクロン発生には温暖化が影響しているだろう。四川への中国政府の素早い対応の背景には、チベット系自治地域であること、そして沿岸部と内陸部との大きな格差問題があるだろう。

被災した人々の姿を見るのは辛い。がれきに挟まれて助けを待っている子ども達の映像は、胸に迫ってくる。自分たちと同じ生身の人間がそこで苦しんでいる。何とかできないだろうか。これを惻隠の情というのかどうかは知らない。しかし、どうしてもそうした思いが湧いてくる。

思いがあれば必ず何かが実現できる訳ではない。しかし、思いがなければそれは実現できないことだけは確かだ。しかしまた、遠くにいて思うこと。それで一体、何ができるというのか。それは「何ができるか、どうすれば良いか」を考えることだけなのか。ぼくは二つのNGOの会費を払っているだけの名目会員だが、改めて居住まいを正している。

秋ケ瀬公園のハリエンジュ(ニセアカシア)の花の盛りは終わった。この木は明治期に日本へもたらされ、河川の周りなどで繁殖したそうだが、根が浅いらしい。そのため数年前の集中豪雨では、たくさんが根こそぎされて流され、橋などに被害をもたらしたという。