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2008年5月31日土曜日

菅谷城址と丸木美術館



「厚生補導」というふざけた名前の行事の一日。今年は、1年生の学生たちと武蔵嵐山の菅谷城址と丸木美術館を見てまわる企画だ。
ぼくが言い出し、同僚二人に加わっていただいた。

学生さんには概して好評だったようだ。なんせ、前者では日本中世史の専門家Sさんが、菅谷館の城塞としての構造を実地に解説してくれるのだし、ホトトギス等がやかましいほどの緑の下を歩いて行った後者では、貸し切り状態でゆっくりと「原爆の図」を見ることができたのだから、これで不評だったら困る。

ぼくはといえば、「原爆の図」に全身で見いっている学生さんたちを見て、その若いひたむきな様子に感動した。