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2010年10月24日日曜日

公園の中の大学

北海道大学図書館へあるマイクロフィルムを調べに行った。20年来の僕の一寸ビックリ仮説の傍証となる資料探しのためだ。ズバリの資料はそもそも期待していなかった。しかし、10数巻のマイクロを2日半精査し、僕の仮説の方向が間違えていなかった確信ができた。


めでたしめでたしなのだが、これで見切り発車して書けば、必ずや「直接の裏付け不十分」との反論が返ってくるだろう。更に間接証拠を固めるには、嫌いな米国の、これまた好きにもなれそうにもない南部にある Clemson 大学なんてところに行かなくてはならなくなりそうだ。20年近くサボっていたのは、何とも恥ずかしい限りだが、これで区切りを付けることにした。

日頃の行いが良いためか、札幌は穏やかで暖かな天候で、図書館に閉じこもり、マイクロ・リーダーに映し出される画面を見ているのが何とも疎ましく感じられた。しかし、ここは20年のサボの回復に全力を挙げなければならない。2日半、ろくに外にも出ずに頑張った。


それにしても、北大のキャンパスは広い。構内バスが走り、専用道路を自転車が走り回し、ジョギングしている人も多い。そもそも、学生より学外から散歩に来ている人が多いのだ。


広いのに加えて100年の年月を経た樹々が何とも美しかった。45年前、知っていたら張り切ってここを受験していたのではないかと思う。デジカメを忘れ携帯でとった写真は、どれもピンぼけ気味。