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2009年4月26日日曜日

困った人?

ようやく晴れ渡り、空気は澄み渡るよう、雲もきれい。気分爽快になって不思議はない良い一日だった。

ところがこの数ヶ月来、何かと僕を疲れさせている「困った人」から、またまた下らない手紙を受取った。

その人を除いて誰もが引き受けたくもない仕事をこなすためのある会議で、たまたま年長であった僕が責任者を努めることになったところ、初めは頼んでもいないのに、微に入り細に入った「助言」と称するお説教やら、こちらが聞いてもいないのに自分が新たに買ったものの自慢話しのメールの連発。それもテオニハや係り結びのおかしい文章で、変換ミスだらけのまま送られてくる。一々答える余裕もないし、疲れるので間引いて応答していると、「自分はあなたより経験豊富で、これまで何人もの人に感謝されて来た。その自分の助言が取上げられないのは不当だ」という趣旨の非難。

会議では、注意深く人の発言を聞くこともなく、話している人を遮ってまで「ということは***ていうことで、それは私に言わせれば***ということですから、***すればいいだけです」と、決めつけて来たり、ご教示を垂れたりする。思い込みが激しく、早とちりも何のその、ご自分の意見を滔々とまくしたてたくて仕方ない。加えて早口でもあるから、他の人はうんざりして黙ってしまったり、適当に相づちを打って早く終わるのを待っている。するとたちまち自分の発言が受け入れられたものと勘違いし、その後でこのセンセイを立てる格好をとりながらも、ご高説に対して他の人から少しずつ様々な縛りや限定が付けられても、全く意に関せず最初の自分の意見がそのまま丸ごと認められたと思い込んでしまう。

挙げ句の果ての今日の手紙では、自分で勝手に怒り始めて中途退席し、結論がでるまでいなかった会議の議事録をみて、「あなたは自分の都合の良いように会議をねじ曲げている」と非難する始末。あーっ、うんざりする。

どうしたものかと調べていたら、自己愛性人格障害( Narcissistic Personality Disorder )というやつに近いことが分かった。

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<診断基準> 自己愛性人格障害 アメリカ精神医学会 DSM-IV

 誇大性(空想または行動における)、賞賛されたいという欲求、共感の欠如の広範な様式で、成人期早期に始まり、種々の状況で明らかになる。
以下のうち5つ(またはそれ以上)で示される。

イ)自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績やオ能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)。

ロ)限りない成功、権力、才気、美しき、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。

ハ)自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達に(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。

ニ)過剰な賞賛を求める。

ヘ)特権意識つまり、特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。

ト)対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。

チ)共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。

リ)しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。

ヌ)尊大で傲慢な行動 または態度。

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人格障害についての一般的説明:

http://akatan.cool.ne.jp/jinkaku.htm

テキスト・エンコーディングを日本語設定に換えなくては読めないし、記述が長たらしいのだが、参考になったサイト:

http://homepage1.nifty.com/eggs/index.html
http://homepage1.nifty.com/eggs/narcis.html#top

「キレた時の対応」
http://homepage1.nifty.com/eggs/iryou/careabout/kiretatoki.html

5つどころか7つは、きっちり当てはまっている。要点は、空間的距離と時間をあけることらしい。しかし、ご近所さんなんだよなぁ。参った!
上手い対処の仕方はないでしょうかね。