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2010年2月15日月曜日

ベトナムからのメール

ベトナムにいるA君と久しぶりでメールのやりとりをした:

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Aくん

今日、君からのド派手な賀正を受取った。ありがとう。なかなかこちらでなお目にかからない色取りで面白い! 切手には虎があっても、カードには酉と銭となんぞの骨のようなもの。??です。

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M先生

届いてよかったです!2週間ぐらいかかってしまいましたか・・・。 全体的に中国的な雰囲気の年賀状が多いです。まあ、「じゃあ中国っぽいって何?」と聞かれると、自分の浅はかさが露呈してしまうので、聞かないでください・・・(^_^;)

明日からは念願の自転車の旅に行ってきます。とはいっても、片道300キロメートル程度のところです。これで、道が日本並みで、自転車もそこそこなら12時間ちょっとぐらいで着くのでしょうが、デコボコ道&ボロイ自転車なので、予想がつきません。ボロイというのも、並みのボロさではありません。日本で乗っている人を見かけたことがないぐらいです。

あと、いい地図がないので、迷子に要注意です。目的地も、少し高地なので、坂道にも要注意。こわい、こわい。

しかし、ベトナムには「道は口の中にある」という諺があるようで、まあ、聞きながら行けばなんとかなるだろうと思い、気楽にいきます。元気にお会いできれば無事だったということで。

寒中伺い、ありがとうございました。 また!!
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Aくん

「道は口の中にある」は良い諺だなぁ。イタリアでバス停に立っているとよくクルマが止まって道を尋ねられたこと(*)を想い出した。
地図はgoogle Mapっていう訳にもいかないか! でもベトナムにも国土地理院に相当するものがあると思う。フランスも地図が好きな国だし。

若いうちに旅ができるということは素晴らしいことだ。一生の財産になる。うらやましい。うん、かく言うアラカンのジジイもこれからせいぜい旅をしよう。

もらったカードの「酉と銭となんぞの骨のようなもの」は、横にして見ると2010の数字を象ったものだった。うん、アタマが固くなっているようだ。

毎日、簡単でも旅日記を書くことを勧めます。出来たら写真も。では、気をつけて!!!

* バス停の前後はずっとクルマが駐車していて、ドライバーからすればバス停にいる人くらいしか車道近くにいる人はいない。それにしても一見明らかに地元の人とは見えない僕にも聞いてくるのには驚いた。そのうち僕もクルマを運転するようになって分かった。彼らはカーナビは勿論、道路地図すら持たないのがごく普通なのだ。道は人に聞けば良いという訳。運転を始めて数ヶ月後には僕もそうなった。

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M先生

甘かったです。2日半かかりました。途中、800mクラスの山もあり、とんでもない苦行でした。

途中、けっこうなベトナムの人々と話したのですが、みんなから「やめろ、やめろ」と言われました。バイク天国なんで、自転車でそんな長距離を行く人もいなくて数百人が怪訝そうな顔でこちらを見ていました。バイクがパンクした人を助けたり、電気がまったく無いのに早朝に出発して、目の解像度の限界に挑戦したりとなかなかスリリングでした。詳しくは、帰国時に。

今日は、招待されて飲みすぎました。おやすみなさい。
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A君

無事着いて良かった.Buon Ma Thuot バンメトートだっけ? 大万歳です。

毎日、簡単でも旅日記を書くこと、出来たら写真と勧めたけれど、どうでしたか。書けていなかったら今からでも書くことを勧めます。書いたものを元に、君の文才なら本にできるでしょう。そうでなくても、書くことは自らを高めてくれます。

僕はいま90人の成績付け。いつになってもこれは苦行です。君の話しを楽しみにしています。元気で!!

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M先生へ

地図を調べてくれたのですか!? バンメトートよりも、南のダラットです。花まつりや桜、フランス建築などで、観光地としてはベトナムでも上位に数えられるところです。

カメラは、かなり前にお釈迦になってしまい、記録より記憶という状況です。日記は今から書いてみます。ベトナムの方々と話すとき、いいネタができました。 最近はベトナム語で会話する機会が増えているので、とてもいい時期でした。

しかし・・。尻から火を噴きますね。真っ赤です、イタタタ・・・。
帰国したら、連絡します。