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2009年5月5日火曜日

ベトナムからの楽しいメール

ベトナムに来て、はやくも2か月がたってしまいました。あまりにも慣れすぎてマンネリ化です。余裕が出てくると、ふと気付いた時に、自分がベトナムにいることに違和感を感じてしまうときもあります。普通に歩いているけど、まわりの文字が全部ベトナム語だ!って^^;

授業の方も、後期(ベトナムは年度が9月からなので)の3分の2が終わってしまいました。もうすぐ、夏休み・・・。ああ、どうしましょう。自転車とかでベトナムでも回ろうかなと。まあ、お金と相談です。

雨季の頭に入ったのか、1週間の半分以上雨が降ります。これまでは、にわか雨の集中豪雨だったのですが、最近は1日中グズグズの空模様というときもあります。

テレビを見ていると、ベトナムの首相だか、誰かが、日本を訪れていました。日本のニュースでは取り上げたでしょうか。

ベトナムは4月30日が終戦記念日か何かで、その前後が連休です。大学もお休み。町中を歩いても、店が閉まってしまい、さみしい連休です。学生の多くも、実家に帰っているようで。学生は、結構な人数が、北部や中部から来ていて、最初はコミュニケーションが大変だったそうです(北部、中部、南部では発音が異なるので)。

学生と仲良くなるのはうれしいのですが、距離感が難しいです。誘いを断ることもしばしば。ここらへんは、教育学部っぽいですかね。といっても、多くのことで助けられています。

ニュースを見ていると、日本も大変ですね。教育関係でも、犬山市の全国学テ参加。七生養護学校の性教育や体罰に関する判決。政治にいたっては、、、太郎さんが、少し元気になったとか。高めあいではなくて、低め合いですね・・・。人工衛星だか、ロケットだかも通過したようで。あ、ホーチミン市は空気が汚すぎて、まったく星が見えません。南部のメコンデルタか、北部の山岳地帯に行ってみたいところです。

では、お体にお気をつけて。また。



<僕からの返事>

メールありがとう。

そうあの年の暑いほどの陽気だった4月30日を思い出します。

5月になったばかりなのに「もうすぐ夏休み」というのは、まるでフランスやイタリアの人たちの感覚ですね。こちらはあと3ヶ月。やっと学期も軌道に乗りかかり、これからが本番というところです。でも夏休みが待ち遠しい!

自転車で回ってみようかという発想は、流石に君ですね。うん、ぼくも若ければきっとそうするなと思って、にやりとしました。二十年前の予定では、定年後はヨーロッパ、次いで70歳を越したら朝鮮半島から中国を自転車旅行する筈でした。しかし、体力的には未だ可能でも(そのための筋トレ!)、どうも政治社会状況が怪しげですね。あこがれに終わるかもしれない。

学生と仲良くなり、誘われることが多いのは素敵ですね。この歳になってつくづく思うのは、人の繋がりの大切さです。「断ることもしばしば」なんて、もったいないとうらやましくなります。

この国の政府は、未だにNK脅威論を盾に米国の「日本離れ」を何とかしようと躍起になっているようです。小沢が辞めない民主党に無党派層は白け始めています。バラまき給付金を当て込んだ1万2千円商品の宣伝、裁判員制度開始を直前にしての「今頃になってやっと分かったのか!」といった記事、海賊対策派兵法への支持増大になす術を知らない平和運動、失業率増が加速しているのに静かなメーデー、深夜の公園での草薙何とかの裸踊りを一面トップにする新聞。まあ、のどかなものです。