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2009年5月25日月曜日

集中豪雨型取材?

帰りの道で渋滞にあった。およそ1kmのノロノロ運転。

事故でもあったのかと思っていたら、どうやら事件の方だった。上空にはヘリが2機。そのうちTV用のビデオをかついだ人が見え、横道には警察の立ち入り禁止のテープがちらりと見えた。片側2車線のところに、黒いセダン・タイプのクルマが、殆ど2ブロックもずらりと並んでいる。渋滞になるわけだ。帰宅後、調べてみるとその近くで不審な火事があり、二人の方が亡くなったとのこと。

しかし、その事件があったのは何と夜中の1時頃だという。朝、行きがけに対向車線が普段より少し詰まっている感じもした。それにしても、ひどいのは取材のクルマだ。半日以上は街道の端に止まり渋滞原因になっていたわけだろう。

クルマに乗って廃棄ガスを出している身としては余り大きなことは言えない。しかし、半日も路を狭め渋滞原因を作ってまで張り付いて、一体何様のつもりだろうかと思ってしまう。

北朝鮮の核実験について、まだ落ち着いた取材と分析が出ていないだけに、このような「近所の事件」に集中豪雨型取材エネルギーをかける商業メディアには改めて恐ろしさを感じた。